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さて、早いものでもう3月。メジャーSQ、3月期末、確定申告などを意識する3月だ。相場はいま日米欧の強い同時株高に弾みをつけているところだが、「過熱警戒」も抱かせるところ。日経平均は18800円台となり、07年高値18300円を突破し、2000年4月高値20833円に向け走っているが、その07年も2000年も3月は調整を入れている。どちらも大天井を打つ前の予兆になる調整であったが、果たしてこの3月はどんな動きをするのだろうか、興味がもたれる。
2007年1~3月日経平均日足
2000年1~3月日経平均日足
相場は「流れ(トレンド)に従う」のが基本。強い政策相場で二段上げに弾みをつけていることから「19000円台~20000円」を目指してもおかしくない状況で、トレンドに逆らう必要はない。ただ、過去の相場はアノマリー(経験則)として無意味でなく、何か時期的要素が作用していることも十分想定される。2月に日経平均は1120円(6.3%)上げ、1/16安値16592円からは一波動で2273円(13.6%)も上昇している。「山高ければ谷深し」であるから、ここからは日経平均(とくに日足や5分足など)の短期チャートを注視して行きたい。
日経平均一目均衡表日足
つまり、短期チャートに「陰転」信号がどこで出るかである。もし、それが出るならスタンス(個別株など)を慎重に傾けるなど機敏な行動も一策となろう。もちろん、07年や2000年の如く、強い相場であれば調整入れてもすぐ切り返すこと想定されるが、どのように切り返すかは相場に聞かねばならない。陰転も、そして反発も、いずれも相場の流れは日足(短期)トレンドに表れる。過熱極める相場であるから、ここからは短期抵抗線や5日平均線、転換線(9日線)などが下値のチェックポイントになる。
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