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桜の開花が始まった。株式市場は同時株高真っ盛りで、今週は配当権利取り(3/26)の週。日経平均は2万円目指してこちらも春爛漫となりそうだ。
チャートは上昇基調を継続。先週は19500円台に到達して少し足踏みしたが、週足・月足のV波に到達によるスピード調整はセオリー通りといえる。右カタ上がりのトレンド(ボリンジャーバンド)に沿う流れから、19625円、19750円、19875円・・と、先物オプションの行使価格(125円刻み)を意識するように上値追いとなろう。
日経平均日足
週足と月足のV波を達成し、次のN波が2万円台(週足20093円、21967円)であるから、2000年高値20833円が当然のようにターゲットとなる。市場関係者もそうだが、いま多くの投資家の目が「2万円」に向いており、それまで強気相場が続くと思われる。
2005年日経平均日足
RCIやRSI、騰落レシオなどテクニカル指標には過熱するものが目立っている。ただ、25日平均線のかい離率をみると3~5%の推移が続き、過熱感が台頭してこない。いわゆる「ジリ高」という展開で、これは売り方がジワジワ踏まされる地合いで意外に強く、小泉相場の05年後半やアベノミクス序盤の13年前半がそうであったように長続きするのが特長だ。こうした地合いのときは「もうはまだ」となりやすく、過熱のテクニカルより「流れ(トレンド)」に従うことが優先される。日足の抵抗線やボリ+1σをトレンドのポイントとして意識しておく。
DAX日足
春爛漫・・3月期末・・4月新年度入り・・と、目先的には期待高まるところだろう。だが、花満開のあとはどうなるか。皆が強気に傾くことから、ピークという観点では相場に通じるところがある。4月~6月に年間の高値示現というケースは少なくない。DAXのチャートは腰を伸ばしてきた。いますぐではないにせよ、チャートを活用する者としては「これからどのような高値を形成するのか」、そんな先々のシナリオもイメージしておきたい。
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