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花満開、期待膨らむところだが・・
株達への寄稿は4ヶ月ぶりで、ご無沙汰してすみませんでした。まず私ごとですが、12月に直腸がんが見つかったものの初期のもので内視鏡のESDという手術(4泊5日)で完治したことを報告させて頂きます。メスを入れることなく、投薬も放射線治療も必要なく、次の検査は1年後。早期発見(定期健診)と近くに優良病院(静岡がんセンター)があったことはまさに奇跡で、これも皆様のご支援の賜物と感謝しております。本当にありがとうございました。
さて、サクラも開花しマーケットは4月新年度入り。仕事の本格始動は4/24号のトレチャからになるが、なんだか気分はピカピカの1年生、新学期といった気分。ただ、休養の間マーケットを遠くから眺めていて感じていたのは「トランプ相場の余韻がずいぶん続いているなぁ」ということ。
トランプ大統領になるとヤバイ、急落すると言われたあの大統領選から間もなく半年を迎える。NYダウが2万ドル大台へ大きく躍進し、あのヤバイという観測はどこへやら、市場関係者の多くは「良いとこ取り」「トランプ期待」で強気観測をいまも唱えている。だが、ショートカバー(買い戻し)をキッカケに、あとは「上がるから買う、買うから上がる」という需給相場であって、こうした展開は民主党から自民党に転じた安倍相場の初動(2012年12月~6月)と似ている気がする。
日経平均週足
新年度入りの4月は年金や外国人のニューマネー流入観測もあり期待抱きやすいところだが、4月のカレンダーは「3日新甫」だし、5月になれば「セルインメイ」、そしてトランプ相場6ヶ月目となり調整しやすいタイミングでもある。
NYダウのチャートは一時の勢いに陰りが見られ、週足RCIはWのピークアウト気配を感じる。日本株は「為替」が大きな要因になっているが、米国抜きに語れないのは言うまでもなく、NYの動向から目が離せないと感じている。
NYダウ週足
NYダウ日足
そのほかにも感ずることはあり、来週以降に紹介して行きたい。仕事再開が強気観測でなく申し訳ないが、感ずることを正直に語るのが身上。今後ともお付き合いの程よろしくお願い申し上げます。
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