★富田隆弥氏の相場解説ブログや注目株や日経平均解説など充実コンテンツ満載のPDF版「月刊トレチャ」詳細・お申し込みについてはこちら↓
→富田隆弥のブログ
今週は重要変化日
「もうはまだなり」・・日米ともそんな展開が続いている。「流れに従う」のが基本ではあるが、とはいえテクニカルは過熱を強めている。その過熱をあざ笑うように上伸続けるが、相場であるからどこかで「まだはもうなり」の調整局面を迎えるだろう。その時には上げ過ぎに対する反動を覚悟せねばならない。その意味で衆院選(22日)を控えた10月中旬の今週は、日足の「高値示現」や「陰転」信号に注意怠れない。
日経平均は9連騰で高値を21211円まで伸ばし、2年前の20952円高値を上抜き「21年ぶり高値」に踊り出た。その21年前(1996年)は6月に「22750円」高値があり、次はそれを目指すことになる。ただ、その前に週足のN波21333円、V波21397円の「21300円台」、日足のN波「21455円」もメヤスとなる。
9/28の衆院解散から日経平均は二段上げとなり「政策相場」の色彩を強め、事前アンケートで「自民党過半」が伝わり安倍安定政権に対する安心感もあるだろう。9月の国内勢(自己、年金)によるETF買い、そして外国人も買い(ショートカバー)で追随、先物主導で日経平均を押し上げている。だが、政策相場であれば投開票日10/22の前後に一旦「選挙天井」となる可能性もある。
日経平均日足
そして、サイコロ10勝2敗(3%)、騰落レシオ137%、RCI(9日100%、13日98%、25日96%)、RSI85%などテクニカルは過熱を極めている。付け加えるなら、4/17調整安値から6ヶ月(安値期日)が今週到来する。昨年のブレグジット安値6/24から6ヶ月後(12/24)、トランプ当選の11/9安値から6ヶ月後(5/9)に日経平均は一旦高値のピークを迎えており、その面でも今週は注目の週となる。
(PDF版「月刊トレチャ」富田氏の注目株解説などをさらに詳しくご覧いただけます! 詳細・お申し込みはコチラ )