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上昇基調確認だが、そろそろ?
まずNYダウ。5/3のタグリ足安値(23531ドル)から7日続伸、11日は24831ドルで終え、高値24868ドルまであり75日線24693ドルや4/17高値24858ドルを抜いてきた。これで日足は200日線を下値とした二点底、三点底が確定し、もみ合いからの下放れ懸念を一旦終息させたことになる。
次ぎ3/12高値25449ドルや2/27高値25800ドルを目指すことになるが、ただその前に一目均衡表の基準線(半値戻し)24929ドル、雲上24980ドルがある。7日続伸や日足RCI(9日線95%、13日線69%)の高値圏を踏まえると今週は「そろそろ一服」という見方もできる。
NYダウ日足
ナスダックはIT大手(FANG)の堅調もあり7417ポイントと3/13の最高値(7637ポイント)に迫ってきた。ただ、ナスダックのRCIも高値圏に集まっており、1/26の7505高値が「三尊」としてそろそろ意識される可能性もある。
日経平均は米国株の上昇を映して11日22769円高値と順調で、3/26安値20347円からのジリ高基調からポンッと上放れ、一目均衡表は遅行線も雲を上抜き「三役好転」を明確にした。2月に空けた2つの窓の1つ(2/5窓22659円)を埋め、次はもう1つの窓(2/2窓23122円)を目指す可能性が高い。ただ、日経平均もRCIは高値圏にあり、3/26安値から週足は今週8週目に入る。
日経平均日足
為替(ドル円)は5月になり110円台にタッチしたものの、110.03-110.02円の二点高値を描いて先週109.35円引け。日足は上にある200日線(11020円)と遅行線の雲上(109.65円)をまだ抜けていない。
ドル円日足
日米とも株価は「彼岸底」から上昇基調にあるが、SQを通過し、決算発表も一巡し、そろそろ「セルインメイ」を気にすることも想定しておきたい。
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