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お盆安値から浮上
お盆の13日に21851円、15日に21871円と安値付けるが、下値抵抗線や52週線を割ることなく切り返した。薄商いのお盆に安値を付け、そこから切り返すケースは珍しくない。日経平均の日足は各平均線と22500円処で収れん、週足は三角保ち合いを煮詰めている。カギ握る米国市場はナスダック、S&Pが最高値更新するなど上昇を強めており、日経平均もその勢いに乗り保ち合いを上放れる可能性は十分あるだろう。まずは8/8高値22800円を、そして節になっている5/21高値23050円奪回がポイント。それをクリアーすればいよいよ年初来高値挑戦となる。
日経平均日足
もちろん、上放れると決まった訳ではない。状況によっては下放れる可能性もある。52週線や下値抵抗線は長期上昇を支えてきた重要ポイントだけに、もし下放れるなら「要警戒」だ。
元円週足
上海週足
一つ気になるのは中国。人民元と上海株の下げが続いている。上昇続く米国株とは正反対だ。泥沼化する米中貿易戦争のほか、バブル破たんの後遺症、シャドーバンク問題などが懸念されているのだろう。チャートは元と上海株の下落がまだ続く可能性あり、それが世界のマーケットへ影響が出はじめるかも知れず、注視しておく。
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