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期日向かい、もみ合い高値
月末29日のNYダウは25928+211ドル、ナスダックは7729+60ポイントと大きく上げた。上海株が3090+95ポイントと上昇し、米中協議進展へ再び期待が膨らんだ。また、IPO「リフト」の初値が87.24ドルと公開価格(72ドル)を24%上回り、これから続く成長株のIPOにも期待が膨らんだ。
NYダウ日足
上海日足
日本では新年度入りだが、「新元号」発表があり4月1日は祝賀ムードに覆われるだろう。29日夜間の日経平均先物が110円高21300円で終えたこともあり、今週の新年度相場は上々のスタートとなろう。
ただし、チャートは日米中とも上昇再開を確認していない。NYダウの日足は25200~26000ドルの高値もみ合いにあり、上海株は3000~3120ポイント、日経平均は20900~21700円で踊り場を形成している。日米中とも上昇再開にはこのもみ合いを上抜くことが条件であり、それがチャートの焦点になる。
日経平均日足
ただし、週足的には昨年10月高値から6ヶ月を迎え「期日向かい」「変化日」のタイミングだ。NYダウ4/3、日経平均4/2が該当日だが、つまり、もみ合いを上抜いたとしても今週は高値を打つ可能性のあることも頭に入れておく。もちろん下抜け懸念が消えたわけでもなく下値注視の姿勢も維持しておきたい。
為替(ドル円)は110.75円で、チャートは111円台のもみ合いを下放れたあとのプルバック(アヤ戻し)で、円高懸念は燻ぶったままだ。それは「リスクオフ」の継続でもあるから、為替の推移にも目を配っておきたい。
為替日足
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