富田のトレチャ 2019年04月15日

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22000円台乗せで足踏みも

12日の米国市場でNYダウが26412+269ドル、高値26436ドルと上げ、10/3高値26951ドルにまた迫ってきた。ナスダクも7984+36ポイントで10/1高値8107ポイントに迫り、為替(ドル円)は120円台をつけ、そして日経平均先物が210円高22070円で終えた。

NYダウ日足
NYダウ日足

為替日足
為替日足

日経平均先物日足
日経平均先物日足

12日の日経平均は159円高21870円と続伸したものの、200日線21888円や52週線21971円をまだ抜いていなかったが、先物が22070円で終えており今週はいよいよ22000円の節突破を果たそう。まず12/3高値22698円を目指し、そして10/2高値24448円トライへの道筋も見えてくるだろう。
ただ、週明け15日は勢い良く上昇するだろうが、その後はスピード調整、もみ合いになることを想定している。
22000~23000円は昨年来の厚い節目で、同様に為替も112~113円が厚い節目だ。15日に日経平均がプラスで終えるとサイコロジカルが警戒の9勝3敗75%になるなどテクニカル的にも過熱信号が意識されてくる。日柄は3/22高値から17本、3/1高値から26本、週足は12/26安値から17本、10/26高値から26本と、4月第三週は変化日が重なる。そして日本株市場は10連休を控え、注目の決算発表も始まり、上値を積極的に買い上がるのは難しいところだろう。

日経平均週足
日経平均週足

NYダウ、ナスダックも昨年10月の高値に肩を並べる。「いいとこ取り」で過去最高値更新の可能性を秘めているものの、高値期日のタイミングであるほか「セルインメイ」の5月が近付くことから利食いの動きも出やすくなる。
流れに従うのが基本ではあるが、個別株は「吹き値売り」を小まめに交えて行くことも必要と思われる。

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