★富田隆弥氏の相場解説ブログや注目株や日経平均解説など充実コンテンツ満載のPDF版「月刊トレチャ」詳細・お申し込みについてはこちら↓
→富田隆弥のブログ
円安確認、株価に上放れ期待
NYダウは18日に533ドル安33290ドルと大きく下げたが、週明け21日は586ドル高と反発し、週末25日は高値を34501ドルまで伸ばした。こうなると18日の急落はFOMCショックではなく、米国のメジャーSQ(クワドルプルウィッチング)による一時的要因だったと言える。
NYダウの日足は75日線や25日線を奪回したものの、5/10高値35091ドル、6/1高値34849ドルのまだ下で、チャートはアヤ戻り正念場の水準。35000ドルを回復して上昇基調に戻せるかが当面の焦点になるが、ナスダックが最高値を14414ポイントに伸ばし、「イイとこ取り」の金融相場再開を示唆することから、NYダウの上抜けに注目したい。
NYダウ日足
日経平均もNYダウと同様、6/21の安値27795円から25日に29174円まで戻したが、チャートは6/15高値29480円や2月高値から続く上値抵抗線のまだ下にあり、保ち合いを煮詰めた状況が続く。焦点はここからの放れ足になるが、NYダウがそのカギを握ることになる。
日経平均日足
為替(ドル円)を見ると、先週は24日に一時111.12円と、3/31につけた110.97円を上抜き1年3ヶ月ぶりの円安を付けた。週足は上値抵抗線を突破して「円安基調」を確認した恰好で、当面112円~114円指向が想定される。この円安/ドル高の流れと共に日経平均とNYダウの上昇に期待したいところだ。
ドル円週足
(PDF版「月刊トレチャ」富田氏の注目株解説などをさらに詳しくご覧いただけます! 詳細・お申し込みはコチラ )