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好悪材料抱えて下期入り
中国・恒大の資金繰り懸念で揺れたマーケットだが、FOMCを機に反発、よりひとまず落ち着きを取り戻した。さすがはパウエルマジックといったところだが、NYダウを中心にバブル相場に注意信号を発したこと否めず、株式のほか商品市場や暗号資産、為替などマーケット全体の動向を注視して行く必要あるだろう。
今週の日本は話題盛りだくさん。29日は自民党総裁選が注目されるが、株式市場は配当落ち、分割落ちがあり下期に入る。30日は緊急事態宣言の期限。10月になると総選挙をにらみ政局が忙しくなるほか、外資系ファンドの決算月を控え需給悪化も懸念される。中国リスクも引き続きくすぶるだろう。何がどのように影響するかは不明だが、いずれにせよ株式市場はNYダウと日経平均の流れを注視して行くことになる。
チャートでは例えば、(1)「NYダウ」が割り込んだ25日線、75日線にプルバック(アヤ戻り)を見せるが、節目の35000ドルを突破できるか否か、
NYダウ日足
(2)香港ハンセン指数が下げ基調を強めているが、上海市場はまだもみ合い圏にある(中国リスクを占う上でこの二つを注視)。
ハンセン週足
(3)「米10年債利回り」が1.3%台もみ合いから上放れ、金利上昇過程に入った、(4)商品「CRB指数」が月足120ヶ月線を突破、上昇に弾みを付けるのか。
米10年債利回り
これらを「株の達人」で日々チェックして行きたい。株式市場にはメリット、デメリットの両面あり、日経平均は25日線維持を確認して行きたい。
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