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振れやすい年始相場
新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、2023年相場が始まった。為替が3日(海外)にいきなり129.50円まで円高を進め、日経平均は4日発会に25661円(432円安)に突っ込むなど日本のマーケットは波乱含みで始まった。だが、その後に株価は下げ止まり、そして米国で雇用統計のあった6日にNYダウが33630+700ドル、ナスダックが10569+264ポイントと大きく上げ、日経平均先物は大証比240円高の26170円と上げている。
こうなると、日経平均は日足RCIが底値十分なだけに、発会安値が10月安値25621円を意識して下げ止まり、このまま浮上する展開も見えてくる。日足の平均線が27200円近辺でデッドクロスしており、26800円方向に降りてくる25日線をまず目指すことも想定される。
カギを握るナスダックも日足RCIが底値にあり、10月安値と12月安値の25600ポイント台を下値に切り返すパターンに入った。ならば、日米とも1月前半の株式市場は戻りを試すことになりそうだ。昨年の株式市場は発会天井(1/5高値)になっただけに、今年はその逆の展開になるのか期待も膨らむ。
ナスダック日足
とはいえ、雇用統計を受けてのNYダウ、ナスダックの上昇ぶりは「出来過ぎ感」否めない。9日も上昇して始まったが、賃金インフレ鈍化とはいうものの景気減速は無視できない。つまり、この株価急上昇は年初特有のポジション調整(年末に膨れたショートの買い戻し)が背景にあると思われ、買い戻し一巡のあとは上値試練となるだろう。
日本株も空売り比率が(1/5に51%)に大きく膨らみ、その買い戻しが入りやすいところだが、買い戻し一巡のあとは正念場となるだろう。発会に安値を付けて切り返すという流れは悪くないものの、発会(1/4)安値から9本目に当たる1/16や、13本目に当たる1/20などが日柄的に目安になりやすい。デッドクロスした25日線などを節として高値模索しているようだと、その後に調整リスクが出てくる。
日経平均日足
為替(ドル円)の日足を見れば200日線とデッドクロスした25日線(134.61円)が上値を抑えていて、11月から続く「円高(ドル安)基調」の流れはまだ続いている。ならば、株式市場の上昇は1月中旬までの勝負となりそうだ。 (1/9記)
ドル円日足
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