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円高基調継続、続く戻り試練
発会1/4に安値25661円を付けた日経平均だが、翌5日からは12日まで5連騰で26547円まで戻した。日足RCIが底打ち反転、そして米国でNYダウとナスダックが順調な足取り見せており、このまま25日線まで突き進むかに思えた。
日経平均日足
だが、13日に330円安26119円引けと大きく調整した。決算を発表した「9983ファストリ」が6350円安と急落し、1社で日経平均を217円押し下げたこともあるが、大きな要因は為替(ドル円)が128円25銭と前日から3円も円高に振れたことだ。
13日の米国市場で為替は一時127円47銭まで進めて127円88銭近辺で終え、そして日経平均先物は大証比300円安25780円で終えた。
ドル円のチャートを見れば、200日線とデッドクロスした25日線が戻り上値を抑え、昨年11月から続く「円高・ドル安」の流れ継続を確認、昨年5月の調整安値「126円36銭」を目指した流れにある。主力企業の今下期想定レートが135~138円であるから、下期の為替差損リスクが否めなくなる。こうなると、日経平均は1/4安値25661円を改めて模索してもおかしくない。
ドル円日足
NYダウ(13日34302ドル)が上昇基調を続け、12月の高値34712ドルを突破するとか、ナスダック(同11079ポイント)なら12月高値11571ポイントや200日線を突破するなら日経平均も見直し買いを強めて25日線や75日線(27000円方向)に挑戦してもおかしくない。
NYダウ日足
ただし、NYダウやナスダックの快進撃がさらに続くかは疑問。いまインフレ鈍化→FRBの利上げ幅縮小と「イイとこ取り」で上昇しているが、金利高→景気減速(リセッション)懸念が台頭していることを忘れるわけには行かない。新年になり日足9本を数え、日足RCIがそろそろ高値圏に入ってくる。チャートは昨年12月の下落に対するアヤ戻りの局面で、その正念場をそろそろ迎える。
日経平均は発会安値から日足9本目が1/17だが、日足の短期RCIがやはり高値圏に入ってくる。為替と米国株の動向をにらみながら、発会安値に対して二番底を形成するのか、それとも安値を割り込むのか、当面はそれを見極める姿勢も大事だろう。
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