富田のトレチャ 2023年02月27日

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調整の兆し、彼岸底を意識

「8週~9週」サイクルで山谷を形成する日経平均。年初から8週目となり上値の重くなってきた相場は「そろそろ注意」と見ていたが、先週は日米とも下落して「調整入り」の兆しを見せた。需給がタイトになる3月だ。「節分高値」を残した相場は「彼岸底」を意識せざるを得ない。

日経平均は22日に27046円まで下げ、平均線の集まる27200円台を割り込んだ。2月の日足は二段下げとなり「調整入り」を暗示した。24日に24765円まで急反発したので、22日の下落が「ダマシ」になる可能性もあったが、週末24日の米国でNYダウ32816-336ドル、ナスダック11394-195ポイントと下落しており、22日の下落はダマシでなく「調整入り」信号と見てよさそうだ。

日経平均日足
日経平均日足

日経平均(24日27459円)の週足チャートをみれば、昨年から25700円~28200円のBOXで推移する。ただ、2/6高値27821円は昨年8月高値から引く上値抵抗線に近付いたところであるから「節分高値」になった可能性高い。そして3月といえば年度末で、納税期日(3/15)やメジャーSQ(3/10)もあり日本株の需給はタイト(売り優勢)になりやすい。買い人気を強めてきた相場だけに、ここからの調整には注意したい。まずはBOX下限25700円方向を想定しておく。

日経平均週足
日経平均週足

カギ握るNYダウは、週足の26週線と52週線のある32600ドルに近付く。ここは下値の節目であり、上昇基調を継続するか否かのポイントでもある。その意味で今週の相場が注視されるが、年初から8週を経過した日柄やRCIなどテクニカル指標を踏まえると、NYダウも先週の下落は「調整入り」の信号になったこと否めない。

NYダウ週足
NYダウ週足

米国では強い経済指標が相次ぎ、FRBの利上げ長期化を懸念し、ドル高円安を招いているが、株式市場は年初から買いを強めてきたことがポイント。株価下落で買い方がハシゴ外されれば「見切り売り」が出やすくなる。「需給」は最大の材料だけに、日米とも3月相場は要注意となる。

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