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スピード調整がほしい
先週31日、年度末の日経平均は28041円引けと、3週ぶりに28000円台を回復して終えた。30日に250円程の配当落ちがありながら、1週間で656円幅の上昇は上出来で、新年度相場へ期待を膨らませたと言える。とはいえ、そろそろスピード調整挟むことは一つ想定しておきたい。
日経平均は昨年来の節目である28000円台に乗せ、日足RCIの短期線(9日、13日)が高値の90%台に乗せたほか、騰落レシオも121%に上昇する。波動面で3/16安値26632円から31日高値28124円まで1492円幅(5.6%)上げ、2/22安値27046円→3/3高値28734円の上げ幅1688円や1/16安値25748円→1月下旬高値27502円の上げ幅1754円にあと200円程に迫る。
また、日足チャートで3/10に空けた窓(28118円)を埋め、残す当面の上値メドは宵の明星を描いた3/9のときの窓28558円と上ヒゲ高値28734円だけとなる。
日経平均日足
先週は年度末特有のドレッシング(お化粧買い)が入ったほか、3月中旬にあった金融システム不安に伴う急落の反動(買い戻し)で米国株が戻したこともあり、買いが集中したと言える。
先週末の米国はNYダウ、ナスダックとも大きく3日続伸、日経先物も28230円(大証比140円高)で終えており、今週も日経平均は上昇して28500円前後を試す公算大だが、4月早々の(買い)人気の片寄りは目先注意信号にもなる。
NYダウ週足
ナスダック週足
NYダウやナスダックは堅調で、戻り歩調を強める可能性はある。そうなるなら日本株も堅調に推移するだろう。ただ4月第一週はISM景気指標や雇用統計の発表があり、米国株もスピード調整入れてもおかしくない。先行き上昇基調継続のためにはスピード調整を挟んだ方が望ましい。
スピード調整を挟むことなく上昇続けるようだと、3月中旬に見せたような急落調整を再び想定しなければならなくなる。3日新甫の4月でもあり、その点を踏まえて今週の相場を見ておきたい。ここから個別株は「押し目買い、吹き値売り」の対応となるだろう。
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