富田のトレチャ 2023年05月15日

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強い日本株はサミットを意識?

連休のあと足踏みした日経平均だが、12日に再び動き出して29426円まで上げた。連休狭間の5月2日につけた29278円高値を更新、1年半ぶり高値を付ける。こうなると次に目指すのはいよいよ「3万円」大台であり、2021年の2月と9月高値でダブルトップを形成した3万0700円台が視野に入ってくる。

ただし、テクニカル指標の過熱感を踏まえると、すぐに”30700円を目指すかは不透明だ。騰落レシオ(5/9に143.2%)やRCI、ストキャスティクスなどはまだ過熱感が拭えず、日柄もしくは値幅調整のほしい状況にある。

日経平均週足
日経平均週足

日経平均日足
日経平均日足

日柄的には5月2日高値から2~3週、値幅的には25日平均線が推移する28500円台まで調整の余地がある。そうした調整を入れることで日本株は6月~7月に向けて上昇しやすくなる。だが、テクニカルの過熱を無視して上昇続くようだと、その後の反動安が厳しくなる。

今週は19日から広島サミットがある。それを控えて日本株には年金などが“忖度買い”に動いているフシも見られ、サミットも日柄的に一つ焦点になる。

国内企業の決算発表もおおかた出揃った。全体として好調だった前期に対して、今24年3月期は利益率が鈍化する。日経平均採用225社ベースの1株当たり利益(EPS)は4月25日時点の1633円から5月12日1547円と低下する。また、商品や海運市況の低迷に伴い今期大幅減益を予想する企業もある。

こうした点を踏まえると、ここからの個別株選別はチャートを見て、業績好調で上値余地ある銘柄の押し目狙いが面白くなりそうだ。

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