富田のトレチャ 2023年07月31日

★富田隆弥氏の相場解説ブログや注目株や日経平均解説など充実コンテンツ満載のPDF版「月刊トレチャ」詳細・お申し込みについてはこちら↓
→富田隆弥のブログ blank

日米とも上昇確認を試す

NYダウは26日までになんと13連騰、1987年1月以来36年半ぶりの記録を樹立した。さすがに27日は一服入れたが(-237ドル)、28日は35459+176ドルとすかさず上昇再開。34000ドル台の節を突破して2022年1月の過去最高値3万6952ドルに向かう勢いが終わりそうにない雰囲気を漂わす。

NYダウ週足
NYダウ週足

ただし、NYダウの日足チャートを見ると、RCI、RSI、サイコロなど短期テクニカル指標が100%を付けるなど高値圏信号を灯す。そしてケイ線は7/27高値35645ドルを中心に「つつみ足、はらみ足」を描き、10年債利回り(株達コード840)は27日に4%まで上昇している。
変化日アノマリーのあるFOMCあとのタイミングで日足は転換点を試す動きを見せており、今週の動きがポイントになる。

NYダウ日足
NYダウ日足

そして日経平均だが、28日はYCC(イールドカーブコントロール)の柔軟性を決めた日銀金融政策決定会合を受けて一時853円安32037円と急落したが、終値は131円安32759円と下げ幅を縮めて終え、日足チャートは「32000円」を下値の節として認識させた。

25日線(32733円)をまだ明確にクリアーしていないが、28日の夜間取引で日経先物が33100+330円と大きく反発したことから、今週の日経平均は25日線を突破して、ダブルトップを形成した33700円台を試す可能性も出てきたと言える。

日経平均日足
日経平均日足

日経平均の上昇には為替の「円安」と、NYダウやナスダックなど米国株の堅調が必要に思われるが、チャート的には33700円台まではBOX(往来)とも言える。また、昨年の日経平均は8/17に高値を打っており、33700円台のダブルトップを明確に突破して好転を明確にするまで戻り試練が続くことも承知しておきたい。

甲子園出場の49校も出そろい、日本は夏休み本番の8月を迎える。NYダウ、為替などを含め、今週の日経平均は上昇して25日線突破を明確にするのかをまず確認したいところだ。

→富田のトレチャ:目次へ

(PDF版「月刊トレチャ」富田氏の注目株解説などをさらに詳しくご覧いただけます!  詳細・お申し込みはコチラ