★富田隆弥氏の相場解説ブログや注目株や日経平均解説など充実コンテンツ満載のPDF版「月刊トレチャ」詳細・お申し込みについてはこちら↓
→富田隆弥のブログ
9月順調スタートも、乱高下想定
9/1発表の米8月雇用統計は非農業部門の雇用者数+18.7万人、失業率3.8%(7月3.5%)と、労働市場の過熱感が収まりつつあることを示した。これで9月のFOMCの利上げ停止観測は9割に上昇、そしてFRBの利上げ政策が「最終局面」との見方を一層高めた。米国経済のソフトランディングシナリオが濃厚となり、米国債は金利ピークアウト感を示す。
NYダウは34834+115ドルと反発した。ただ、雇用統計発表あとの朝方の高値34979+257ドルからは上げ幅を縮め、日足の25日線(34905ドル)や一目の雲上34857ドルを抜けずに終えたが、これは3連休(9/4休場)を控えた週末とあって寄付き高値のあとにポジション調整の売りが出たと言える。
NYダウ日足
NYダウの週足チャートは昨年10月安値からの支持線を維持して上昇基調を継続しており、今週は改めて昨年(22年1月)の過去最高値36952ドルを目指す可能性があり、今週は25日線と一目の雲上(34972ドル)を明確に上抜くかが一つ焦点になる。
NYダウ週足
そして日本株だが、9月1日の日経平均は91円高32710円引けと5日続伸、日足は32200円台でクロスした25日線&75日線、そして一目の雲上32643円を次々に突破した。強い歩調で夏場の高値ゾーン33000円台に再度チャレンジの構えを見せる。
日経平均日足
TOPIX(2349.75+17.75)が年初来高値を更新して33年ぶり高値圏に入った。米国株が堅調に推移するなら日経平均も二番天井の8/1高値33488円、ダブルトップを描いた6月高値33772円を抜く可能性が出てきたと言える。
2ヶ月の調整を経ての出直りは悪くなく、今週は33000円台に乗せることも想定され、買い方の採算も改善して秋相場に上昇期待が膨らむ。とはいえ、日経平均のサイコロが9勝、短期RCIが高値圏到達など、短期テクニカル指標が高値信号灯すことからそろそろスピード調整挟むことが想定され、メジャーSQのある9月でもあり買いに関しては押し目買いを心掛けたい。短期派の方は乱高下をイメージして機敏な対応も必要だろう。
(PDF版「月刊トレチャ」富田氏の注目株解説などをさらに詳しくご覧いただけます! 詳細・お申し込みはコチラ )