富田のトレチャ 2023年09月25日

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変化日の9月中間末

二番天井だった8/1高値33488円を上抜き、チャート好転により年初来高値の6月33772円突破を目指すかに思えたが、9/15の33634円を頭に先週は4日続落、22日に32154円安値をつけて25日線と75日線、9/11安値32391円を軒並み割り込み、一転調整リスクを帯びてしまった。

振り返れば、9月前半は出来過ぎの感があった。7日にアクティブETF6本が上場、12日に内閣改造、14日は米国で「アーム」が上場し、そして15日に出来高23億9000万株、売買代金5兆6700億円と膨れ上がり、そこで買い人気がピークに達したと言える。機関投資家や個人による9月中間配当取りも活発に入ったが、サイコロが9/5-6日に11勝1敗、騰落レシオは132.8%(9/19)に膨れるなどテクニカル指標は過熱を灯していた。

過熱に対する反動(調整)は仕方なく、8/18の安値31275円に向かう懸念は否めない。ただ、サイコロは22日現在4勝8敗に低下しており、25日に日経平均がマイナスになるなら3勝9敗(25%)になる。権利落ちの28日は9/15高値から日足9本目に当たり、その頃に日足RCI短期線(9日、13日)も底値圏に到達する。

日経平均日足
日経平均日足

様々な要因が絡んで乱高下したが、中間期末の9月として乱高下することは想定されていたことでもあり、月末と配当落ち(250円程)のある今週は下値ポイントになることが想定される。
気がかりは米国だ。20日のFOMCを経てマーケットは(1)金利上昇、(2)ドル高、(3)株安に振れた。NYダウは22日に終値33963ドルと4日続落、日足は25日線、75日線と煮詰めていたところから下放れて8/25の安値34029ドルも割り込み、二段下げ突入の構えに入った。週足は昨年10月安値から引く支持線も割り込み、週足チャートも「調整入り」を暗示する。

NYダウ日足
NYダウ日足

米国市場が落ち着かないと日本株の上昇も期待薄となる。波乱が付き物の「秋相場」だけに楽観許されないが、9月中間末となる今週の日経平均は底打ちの可能性ありと見て注目しておきたい。割り込んだ25日線、75日線を奪回するなら改めて「年初来高値挑戦」に期待が膨らむ。

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