富田のトレチャ 2023年10月10日

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昨年、一昨年と似た展開

8月、9月と調整入れている日米株価。10月はコツンと下げ止まって反転できるかが焦点とみているが、先週は反転の兆しを見せたように思われる。

強い雇用統計を受けて6日の米国市場は10年債利回りが一時4.88%に上昇し、NYダウは朝方32846-272ドル、ナスダックは13099-120ポイントと下落。ヒヤリとしたところだが、売りが一巡すると一転、買い戻しを強めて終値はNYダウ33407+228ドル、ナスダック13431+211ポイントと反発、日足はもみ合いから陽線を立てて終えた。チャートは二段下げ(V波)を終えてRCIが底値に集まり、切り返しを試す構えを漂わす。

NYダウ日足
NYダウ日足

そして、日経平均は先週4日に一時750円安30487円と突っ込んだが、5日は550円高と切り返して6日に31160円高値をつける。8月安値31275円を割ったことで見切売り(ロスカット)や売り仕掛けが加速したが、売り一巡後は買い戻しを強めた。

6日は3連休控えとあって様子見になったが、日経平均はサイコロやRCIが底入れするなど調整十分。連休中の米国市場が上昇で戻って来るなら日本株は買い戻しや見直し買いをさらに続けてもおかしくない。

チャートでは季節要因もポイントで、昨年も一昨年も「9月中旬の高値→10月序盤の安値→11月中旬の高値」となっており、今年も似た展開になる可能性ある。中間期末を意識して9月後半は外国人売り(配当放棄)で下落するが、10月になると外国人の買い戻しで上昇する傾向がある。

2021年の日経平均日足
2021年の日経平均日足

2022年の日経平均日足
2022年の日経平均日足

2023年の日経平均日足
2023年の日経平均日足

理由はいずれにせよ、チャートにはテクニカル指標やアノマリー(経験則)も重要ポイント。日米ともチャートは陰転したが、テクニカルが底打ちしており、アノマリー通り11月中旬まで戻りを試すことも想定される。日経平均は割り込んだ25日線、75日線(32400円処)を目指してもおかしくない。

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