富田のトレチャ 2023年12月18日

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新春相場に備える

13日のFOMCのあとNYダウは+512ドルと大きく上げ、15日は37305+56ドルと7日続伸、7週連続の上昇で過去最高値を更新した。パウエル議長のハト派発言が一足早いクリスマスプレゼントになった。

ただ、15日が米国のメジャーSQで、その前の急伸は先物などにショートカバー加速のあったことを想定させる。つまり、SQ後は改めて仕切り直しとなる。投資家の多くがクリスマス休暇に入る今週からの相場に注意したい。

7週連続の上昇でNYダウの日足チャートはRCIがすでに高値信号を強め、週足の短期RCI(9週線)も高値圏に入ってきた。強い上昇トレンドにあり「流れに従う」状況にあるが、テクニカル的にはいつ調整入れてもおかしくなく、その意味で日足チャートの下値支持線を一つポイントに見ておきたい。それを割り込むと「調整第一信号」が灯ることになる。

NYダウ日足
NYダウ日足

さて日本株だが、欧米株が上昇する中で足踏み続く。冴えない要因の一つは「円高」だ。チャート陰転で円高懸念をくすぶらせていたが、先週14日に一時141.01円まで進み、週足の52週線に迫った。ただ、昨年の師走と似た状況にあることから、52週線で下げ止まるかは疑問だ。

ドル円週足
ドル円週足

年末年始の日本株は為替が一つポイントになるだろう。そのほか冴えない要因には混乱続く「政局」や、年末特有の「節税対策売り」、あるいは新年に始まる「新NISA」に振り替えるための売却もあるようだ。いずれにせよ、日経平均の日足はいま25日線と75日線の間でもみ合っている。当面はこの両平均線の抜いて行く方向がポイントになる。

日経平均日足
日経平均日足

師走相場、掉尾の一振という言葉が死後になりつつある日本。年末まで商いも細るのであまり期待抱けそうにない。だが、今年が発会安値になった如く、来春も安値は好機になる可能性ある。2024年の干支は「辰」であり「辰巳天井」を目指すことも十分あり得る。

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